パサート(PASSAT) 4代目・5代目で新時代へ!

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流麗にフラッシュ・サーフェース化されたフロントマスクとボディが、それまでのパサートとは一線を画すモデルとして好評を博した3代目の後、GOLF(ゴルフ)にも搭載された新開発のVR6エンジンを搭載して登場したのが、日本でも1994年から発売された4代目のパサート。

新時代を目指すフォルクス・ワーゲンは各車種の足並みを揃えるべく、このパサートのグリルを一般的なグリルに戻し、ある意味での刷新を図ろうとします。

そして、1997年には5代目が登場。フォルクス・ワーゲンはアウディの他にシュコダやセアトといった多様なメーカーを傘下にしていく中で、よりプレミアム性の高い車としてパサートを位置づけました。

ベンツやBMWといった他ドイツ車のような高級感あふれる内外装を与えられ、上級志向を存分にアピールしたこの5代目パサートは、エンジンをフロントに横置きにするFFを基本に、4WDモデルはシンクロ(Synchro)を採用し、プレミアム・サルーンに相応しいドライブ感を実現。

ラインアップとしては、1.8L、1.8Lターボ、それに登場の翌年である1998年に加わった2.8L V6に、セダンとステーションワゴンが設定がされ、幅広いユーザーに受け入れられています。

パサート(PASSAT) 流麗な3代目

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1988年、パサートは第3世代を発表します。先の記事でも言及しましたが、2代目が登場したとき、パサートとサンタナ(SANTANA)は共通のコンポーネントを利用する兄弟車となっていました。4ドア・セダンをサンタナ、そして5ドア・ハッチバックをパサートという車種構成にしていたわけです。

ところが、途中でサンタナのネーミングが消えてパサートに統一されるようになったことで、この第3世代からはパサートのフォルクスワーゲン・フラッグシップとしての期待がさらに高まります。

この第3世代パサートの特徴は、グリルレス(俗に言う”鉄仮面”)のフロントマスクからリアへの流れるようなボディラインで、なんと空力特性ではCd値0.29を達成。

しかもただ単に空力特性の向上を追及しただけではなく、十分な広さを持つ快適な室内空間をも同時に実現していましたから、高い評価を集めたのが頷けますね。

そしてファンにもったいつけるような形で、初代から設定のあったバリアント(VARIANT)を1991年モデルから追加。この第3世代のバリアントも、セダンと同様の快適性と走行性能を併せ持つツアラーとして、ヨーロッパ市場を中心に好評を博しました。